ルービン 彗星の魔女

コア研究チーム

Colin Orion Chandler
プロジェクト創設者のColin Orion Chandler博士がこのプロジェクトの主任研究員を務めています。現在はワシントン大学でLSSTのコンピューティングフレームワークの学際ネットワーク(LINCC)のプロジェクトサイエンティストと、天体物理宇宙論データ集約研究所(DiRAC)のポスドク研究員を務めています。（LSSTはヴェラ・C・ルービン天文台の時空間レガシーサーベイのことです。）Colinは北アリゾナ大学で大統領特別研究員だった際にこのプロジェクトを提案し、権威ある賞である国立科学財団大学院研究員プログラム (NSF GRFP) の受賞者になりました。ColinはLSSTの太陽系科学コラボレーション（SSSC）の共同議長でもあります。

Jinshuo Zhang
プロジェクトサイエンティストの Jinshuo Zhang (DiRAC,ワシントン大学)は物理学と天文学を専攻する学部生です。研究分野は活動小惑星で、本プロジェクトのプログラム設計に貢献しました。現在「活動する小惑星プロジェクト」のためのアパッチポイント天文台の3.5m望遠鏡での観測を始めるところであり、今後本プロジェクトのための観測も行う予定です！また、本プロジェクトを中国語へ翻訳しました。

Devanshi Singh
プロジェクトサイエンティストの Devanshi Singh(DiRAC,ワシントン大学)は物理学と天文学を学ぶ学部生です。彼女の専門分野は小惑星のような太陽系天体です。今後、アパッチポイント天文台の3.5mARC望遠鏡を用いて、本プロジェクトで発見された興味深い候補天体を追跡観測する予定です！

Max Frissell
プロジェクトサイエンティストの Max Frissell (DiRAC,ワシントン大学)は北アリゾナ大学の博士課程に進学する新入生です。彼の専門は活動小惑星候補や暗い太陽系外縁天体(trans-Neptunian objects:TNOs)の観測で、アパッチポイント天文台の3.5mARC望遠鏡の観測者としての経験も豊富です。

Naomi Morato
プロジェクトサイエンティストの Naomi Moratoはワシントン大学でコンピューターサイエンスと天文学を学ぶ学生で、専門は天体の分類や異常天体の検出といった、天文学に関係するダウンストリームタスクのための深層学習アルゴリズムです。

(今後写真も掲載します!)
Dr. Dmitrii Vavilov
Dmitriiは太陽系の軌道力学シミュレーションの専門家です。彼は、ボランティアによって発見された活動天体が、どこから来て（たとえばカイパーベルトなど）、そして将来どこへ向かう可能性があるかを解明する手助けを行います。

Jake Kurlander
Jakeはワシントン大学の博士課程の学生です。画像の切り出しパイプラインの初期構築を行ったほか、LSSTソフトウェアのスタックに関するガイダンスを提供し、Sorchaを用いたサーベイシミュレーションに関する知見を提供しました。

Jay Kueny
プロジェクトサイエンティストの Jay Kueny はアリゾナ大学とスチュワード天文台のNSF GRFP受賞者で、北アリゾナ大学とローウェル天文台に所属していたころにアクティブ・アステロイドのプログラム設計に携わりました。

Nima Sedaghat
プロジェクトサイエンティストの Dr. Nima Sedaghat (ワシントン大学、DiRAC研究所、Rawデータスピークスイニシアティブ創設者)は人工知能(AI)、特にマシンビジョンの専門家です。

プロジェクトサイエンティストの Jarod A. DeSpain(北アリゾナ大学)はフォーラムでの交流と望遠鏡でのフォローアップ観測を行います。

(今後写真も掲載します!)

Mario Juric (DiRAC,ワシントン大学)はルービン太陽系試運転チームのリーダーであり(Colin Chandlerと Pedro Bernardinelliもメンバーです)プロジェクトの推進と資金獲得について多大な支援をいただきました。

(今後写真も掲載します!)

Andrew Connolly (eScience Institute, LINCC FW, DiRAC,ワシントン大学)はプロジェクトについて定期的に知見を提供し、資金提案の支援と促進、プログラムの宣伝などを行ってきました。

(今後写真も掲載します!)

Clare Higgs はNSF DOE ヴェラ・Ｃ・ルービン天文台の公共教育・アウトリーチ担当の科学者です。

Chad Trujillo
プロジェクトサイエンティストのChad Trujillo教授 (北アリゾナ大学) はプロジェクトの主任科学顧問です。

プロジェクトサイエンティストの Dr. William Oldroyd (北アリゾナ大学) は追跡観測と解析チームの一員です。専門は軌道力学で、ローウェルディスカバリー望遠鏡 や大双眼望遠鏡での経験豊富な観測者です。

プロジェクトサイエンティストの Henry H. Hsieh教授 (惑星科学研究所) は活動的な太陽系天体の専門家で、この分野の第一人者です。Henryは市民科学プロジェクトの経験もあり、ヴェラ・C・ルービン天文台の時空間レガシーサーベイ (LSST) の太陽系科学コラボレーションではソフトウェアのワーキンググループを率いています。

Will Burris
プロジェクトサイエンティストのWill Burrisは北アリゾナ大学の大学院生で、プロジェクトの分類データの解析を専門とします。また、プロジェクトから派生した興味深い天体の望遠鏡でのフォローアップ観測も手助けします。

(今後写真も掲載します!)

プロジェクトサイエンティストの Kennedy A. Farrell (北アリゾナ大学)はプログラムを代表しての望遠鏡でのフォローアップ観測を行います。

Mark Jesus Mendoza Magbanua 博士はカリフォルニア大学サンフランシスコ校の遺伝学者で、乳がんの循環腫瘍細胞液体生検と遺伝データサイエンスの応用の専門家です。異なる分野の研究者として、プロジェクトでの市民と科学者の橋渡しについて独自の視点を提供しています。MarkはColin Chandlerの望遠鏡観測に何度も同行し、自身でプロジェクトのための観測を行ったこともあります。

NASAの市民科学共著者

彼ら個人がプロジェクトに素晴らしい貢献を果たしました。全員がプロジェクトの画像の圧倒的多数を分類し、出版成果物やそのほかのプロジェクトの開発部分の重要な領域にフィードバックを行いました。

個別のプロフィールは後日公開予定です。

貢献者

Scott Sheppard(カーネギー研究所)はいつも、世界の大望遠鏡の観測時間を定期的に割いてくれます。

Bryce Kalmach (DiRAC,ワシントン大学)はルービンのソフトウェアシステムの案内を支援いただきました。

Colin Slater (DiRAC,ワシントン大学)はチームとともに、ルービンの内部処理のトラブルシューティングに当たっていただきました。

David Wang (DiRAC,ワシントン大学)もいつも望遠鏡時間を提供してくれます。

Eric Bellm (DiRAC,ワシントン大学)もいつも望遠鏡時間を提供してくれ、ルービンのアラートストリームのプロセスについて知見を提供いただきました。

Michael Tauraso (LINCC FW, DiRAC, ワシントン大学)LINCCフレームワークのHyrax AIシステムフレームワークの実装を支援しました。

Wilson Beebe, Max West, Drew Oldag, そして Aritra Ghosh (LINCC FW, DiRAC, ワシントン大学)は定期的にプログラムの様々な側面についてフィードバックを行い、私たちのAIの取り組みを支援してくださりました。

資金提供

ChandlerはLINCC Frameworks initiativeの資金提供とNASA CSSFP (助成金番号は発行待ち)の資金提供を受けており、NSF GRFPで助成番号No. (2018258765)の資金提供を受けていました。
Bernardinelli, Chandler, Kurlander, Sedaghat, そして Wainerはワシントン大学天文学部のDiRAC研究所からの支援に感謝します。DiRAC研究所は、Charles and Lisa Simonyi 芸術科学基金とワシントン研究財団からの多大な援助を受けています。