Welcome to Rubin Comet Catchers! Update November 12, 2025.

We have a sister Rubin project! Check out Rubin Difference Detectives.

SPECIAL NOTE: Check out PI Colin Orion Chandler being interviewed about Interstellar Comet 3I/ATLAS on EarthSky! https://www.youtube.com/watch?v=1a0zplLaXVQ
We have LSSTCam images! And they feature the interstellar comet 3I/ATLAS!! This first set will appear as part of the training images, and you’ll get a note when you see it! All other Rubin images are from the NSF-DOE Vera C. Rubin Observatory's Data Preview 1 (DP1) dataset, using the special commissioning camera, which is just a small taste of what's to come! As a result, we expected everything to be classified pretty quickly, so the number of classifications per image is set high to give everyone a chance to participate. If you want fresh data (or we’re out), please visit our sister project Active Asteroids for a great opportunity to discover active asteroids and other comets in Dark Energy Camera data! Note too that here in Rubin Comet Catchers, we have known comet images from the Active Asteroids project as part of our training dataset!

Also, this project recently migrated onto Zooniverse’s new architecture. For details, see here.

研究

ルービン天文台について

NSF-DOE ヴェラ・C・ルービン天文台はチリのセロ・パチョンに位置する画期的な天文台で、私たちの宇宙探索に革命を起こすでしょう。これまで世界中で開発された中で最大のカメラを用いて、ルービン天文台では10年間にわたって空をスキャンし、今まで作られた中で最高の「宇宙の動画」を作ります。
ルービン天文台についての詳細はこちら、その科学目標についてはこちら、最初に撮影された画像の公開についてはこちらのウェブページrubinobservatory.orgを訪れてください。


ルービン天文台と2024年の紫金山・アトラス彗星
画像クレジット: RubinObs/NOIRLab/SLAC/DOE/NSF/AURA/H. Stockebrand

NSF-DOE ヴェラ・C・ルービン天文台はアメリカ国立科学財団(National Science Foundation:NSF)とアメリカエネルギー省科学局(Department of Energy:DOE)の共同資金提供を受けています。
また、ルービン天文台はNSFのNOIRLab(国立光赤外線天文学研究所)、DOEのSLAC国立加速器研究所の共同プログラムです。ルービン天文台は市民参加の独自かつ重要な役割を認識しており、Zooniverseと共同してこのようなプロジェクトを支援しています。ルービンのデータを用いたZooniverse市民科学プロジェクトは、イギリス研究イノベーション機構の支援を受けています。

ルービン天文台では、2025年後半から時空間レガシーサーベイ(Legacy Survey of Space and Time :LSST)を実施する予定です。このプロジェクトで最初に使っているデータは、サーベイに先立ち予備的に、コミッショニングカメラと呼ばれるテスト用の小さなカメラで撮影した、DP1と呼ばれるテストデータセットです。このデータセットは、科学者がルービン天文台による宇宙探査を始め、同時にさらに大きなLSSTのデータセットを扱う準備を行う上で貴重なデータです。

ルービン 彗星の魔女

本プロジェクトは、チリに建設された次世代観測所であるヴェラ・C・ルービン天文台の初期データから、新しい彗星を発見することを目的とする市民科学プロジェクトです。用いている観測は天文台の運用準備段階で撮影されたもので、太陽系外縁部からの氷天体の活動や見たことのない彗星を見つけるための貴重な機会を提供します。

彗星は、太陽系形成時の氷の遺物です。彗星が太陽に温められると、長い尾やダストのコマを形成します。こうした天体の研究は、科学者に以下のような根源的な疑問に答えるためのヒントを与えます。

  • 地球はどうやって水を獲得したのでしょうか?
  • 初期の太陽系とはどのようなものだったのでしょうか?
  • 生命を支えることのできる揮発性物質に富んだ領域はどのあたりでしょうか?

最も興味深い事例のいくつかは、活動小惑星(軌道上では小惑星のように見えるが、時々彗星のような活動を見せる小惑星)で見られます。こうした、ハイブリッドな天体は、私たちの太陽系小天体への従来の分類に課題を投げかけ、隠された氷、衝突、その他の力学プロセスについてのヒントになります。

以前のプロジェクト・活動する小惑星 -Asteroid in Active-

本プロジェクトは、同じくZooniverseでのNASAのパートナープログラムである、活動する小惑星 -Asteroid in Active-プロジェクトの成功を受けて直接基盤としています。このプロジェクトでは、何千人ものボランティアがダークエネルギーカメラ(Dark Energy Camera :DECam)のアーカイブ画像を探し、小惑星の活動についての査読論文が出るような発見を何個も行いました。

以前のプロジェクトによって、ボランティアが困難な画像コンディションであっても、微細な尾や活動を確実に検出できることが実証されました。この強固な基盤をもとに、本プロジェクトでは、こうして実証されたモデルをルービンのさらに大規模で深いデータセットに応用させます。これは新しい彗星や活動小惑星の発見にとって最適です。

手順

私たちは、2024年に撮影が始まった、ルービンのエンジニアリングテストカメラで観測された移動天体を、短いパラパラマンガのような複数の画像として抽出しました。これらの画像は、公開された南半球の初期サーベイの一部から来ています。

皆さんにはそれぞれの天体について2~20枚の連続画像を提示します。これにより、彗星のような尾やコマを、銀河のような背景天体や画像アーティファクトと区別して可視化することができます。複数のボランティアによって彗星活動があるとフラグ付けされた天体は科学者が確認し、有望な場合はより詳細な追跡(アーカイブ画像の調査や、望遠鏡での新しい追加観測など)を経て論文などで出版される可能性があります。

市民科学

ルービン天文台は500万個以上の太陽系の移動天体を検出し、そのそれぞれが少なくとも100回は観測されます!これは、単独のチームが解析するにはとても多すぎます。

そこで皆さんの出番です!

本プロジェクトでパラパラマンガ型の画像の分類を行うことで、皆さんは

  • 新しい彗星を発見できます。
  • 活動小惑星として知られている天体の数を拡張できます。
  • 実際の科学出版物を含む、科学について大きな貢献ができます。

実現可能性とコンセプトの実証

本プロジェクトは太陽系科学、公共活動、大規模観測のデータについて専門的なチームによって行われています。私たちの最初の、そして本プロジェクトの姉妹プロジェクトである「活動する小惑星 -Asteroid in Active-」では、以下のような科学ジャーナルでの出版物を伴う多くの発見が得られました。

  • SAFARI: Searching Asteroids for Activity Revealing Indicatorsの開発
  • 6年にわたる(6478) Gaultの継続的な活動
  • 遠方のケンタウルス族天体での彗星活動の発見

今、皆さんの協力とルービンの強力な新規データセットのおかげで、私たちはスタートを切ったばかりです。