完了しています!このプロジェクトでは現在既に全てのデータが分類されました。

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よくある質問

よくある質問

このページではよく聞かれる、このプロジェクトや関連する科学的なことについての質問と回答を定期的に更新していきます。

褐色矮星はどのように見えますか?

これらの天体をこの目で実際に見ることができれば、木星のような見た目で、紫がかった赤色をしていると考えられています。

しかし褐色矮星は小さくわずかな光しか放たないので、検出は困難です。私たちが皆さんの協力を得て調べている画像では褐色矮星は静止した星々の間を横切る小さな点として現れます。オレンジ色をしていることが多いですが、色だけでは褐色矮星だと断定することはできません。フィールドガイド(画面右側の小さなタブ)を確認して実際に褐色矮星がどのように写っているかの例を確認しましょう!

双極子とは何ですか?

分類を行う際には、空の差分画像から双極子(ダイポール)と呼ばれる見た目をしている天体を探してください。差分画像は以下のように、皆さんが見る画像の右側に表示されます。

まず2つの天体が一緒に移動している(空を一緒に動いている)か確認するために、WISEのスカイビュー(左側)で一緒に動いている2天体が見える位置と対応する差分画像上の位置に、双極子が見えるかどうか探します。双極子は、連続画像で変化する中の半分が黒や茶色(天体によって異なります)で、もう半分が白に見える塊・円として見えます。褐色矮星はかすかな暗いオレンジ・茶色の双極子として見えます。
天体が移動するにつれて双極子の明暗の位置が入れ替わって見えます。分かりやすい例として2個のM型主系列星の例を以下に示します。

差分画像にはっきりとした2つの双極子が、同じ方向に動いて見えるでしょう。
2つの天体が連星系として一緒に動いているかを判断するには、双極子が同じ方向に動いていることを確認することが重要です 。双極子が同じ方向を向いていることこそが、2天体がともに移動していることを意味するからです!

差分画像は空全体にわたる運動を検出する専用に作成されます。差分画像は空の同じ領域を長期にわたり何度も観測し、その画像同士を差し引くことで作成され、天体が移動した先の位置には黒い領域が、その天体が元あった位置には明るく白い領域が残ります(白黒反転しているため)。
これら2つの領域が組み合わさって双極子となり、その長さと向きがその天体固有の運動を表します。本プロジェクトでは双極子を使って、移動天体を背景の静止した恒星・銀河と区別しています!

アーティファクトと天体の見分け方

分類で実際のデータを扱う以上、あなたには褐色矮星連星ハンターとして考慮に入れるべき分類上の課題があります。データ内に存在する様々なアーティファクトと、発見したい実際の褐色矮星を見分けることが重要です。

ゴースト

検出器のノイズや欠陥は、オレンジ色で移動する天体のように見えることがあり、偽の褐色矮星候補として見えることがあります。以下は一例で、WISEデータのゴーストと呼ばれます。

ゴーストの例の詳細

オレンジ色に見えますが、画像内の星の形とは違って、奇妙な穴の開いたドーナツ状をしています。そのためこれは実際の褐色矮星ではないことが分かります。
このリンクをたどれば、このゴーストは画像外で見切れていた位置にある明るい恒星を光源として現れていることが分かります。

回折スパイク

WISE望遠鏡に入った光は、副鏡を支えるための部品に当たって回折を起こします。その結果、あなたが見る画像の一部には明るい恒星の周りにこうしたアーティファクトが現れます。この例では、画面外の近くの明るい恒星からの回折スパイクが画角全体を横切っています。

回折スパイクの例の詳細

混み合ったフィールド

混み合ったフィールドとは、アーティファクトではありませんが、天の川銀河の銀河面のような、空の中で特に恒星が多い領域です。これらの領域で分類を行うのはコンピューター、人間の両方にとって難しいことがあります。
以下が混み合ったフィールドの例で、中央に変光星が見られます。変光星は密集したフィールドでよく見られます。

これらは特に一般的なアーティファクトの種別ですが、ほかにも分類中に遭遇しうるアーティファクトはいくつかあります。フィールドガイドでより詳しい情報を確認してください!

既知や未知の褐色矮星といった移動天体と、様々なアーティファクトを区別するための詳細な案内はありますか?

はい、専門家で市民科学者のLeopold Gramaizeが、とても詳しいアドバイスを掲載した非常に役立つガイドを提供しています。

視野内に3個以上の共移動天体が見えたらどうしますか?

とても珍しいですが、3個の天体が重力的に結びつき、一緒に同じ視野を移動している三重連星系が見える可能性があります。多くの場合、3個以上の天体が一緒に移動しているようなときは、単に差分画像を作る際の画像の位置合わせが少しずれてしまっただけです。こうした画像の位置ずれによって、同一視野内に複数組の共移動天体のようなものが見えることがあります。

このようなケースでは 両方の画像 (左側のWISE画像と右側の差分画像)を注意深く観察し、これらの天体が実際に同じ方向と速度で移動しているか確認してください。もし本当に同一視野で3個以上の天体が共移動している珍しい例のようであれば、こちらのGoogleフォームにあなたの発見について入力してください!

なぜ褐色矮星が重要なのでしょうか?

褐色矮星の物理的特性は、恒星と惑星の両方に重なっています。それらの存在数を数え、質量を測定することで、恒星や惑星、さらには銀河がどうやって形成されるかを知る手掛かりになります。特に低温の褐色矮星は太陽系外惑星の類似物として使えます。それらの大きさは木星に近く、さらに木星や地球と同じような温度も場合もあります。さらに、明るい恒星の周りを回っていてその光が邪魔になる太陽系外惑星よりも研究がしやすいという利点もあります。その結果、褐色矮星についての大気についての詳細な情報を入手でき、それらの組成や自転、雲や天候、磁気特性を知ることができます。一部の褐色矮星は惑星を持つこともあります。この市民科学プロジェクトで皆さんと協力し、褐色矮星の集団に見られる多様性を理解するベンチマークとなる褐色矮星を発見したいと思っています。より詳細はJackie Fahertyのブログ投稿 を読んでください。

褐色矮星の連星系を発見したと思いますがどうすればいいですか?

Zooniverseの通常の分類でまずその画像について分類を完了することに加えて、ぜひこちらの専用Googleフォームにあなたの発見した天体について記入してください!このフォームに記入いただくことで、科学者チームによるレビューを早く優先的に行うことができます。