





完了しています!このプロジェクトでは現在既に全てのデータが分類されました。
17 Sep 2026: AMAZING!! You have all excelled and finished Refine early!! We will now be looking at the results to build the final list of lens candidates for this initial phase of the DR1 search. In the meantime, you can keep talking about your favourite systems and you can read about some rare gems you've already identified in DR1 here. We will send an update in a few weeks. THANK YOU!!
21 Apr 2026: We are back with new previously unseen data from ESA’s Euclid Space Telescope. Together, let’s find more than ten thousand lenses in this exquisite data!!
目次
レンズ銀河
二重光源平面のレンズ
レンズクエーサー
グループ規模のレンズ
レンズの偽物:円盤銀河
レンズの偽物:銀河合体
レンズの偽物:偶然の隣接
難しいケース
恒星
アーティファクト
自分でレンズを作ろう
重力レンズ自体の定義については「よくある質問」などをご覧ください。
強い重力レンズは少なくとも2つの銀河で生じ、うち1つが前景でレンズとして機能し、残りの1つが背景として、歪んだレンズ像として現れます。レンズ銀河は通常質量がとても大きく、黄色や赤でカラー画像中で見え、楕円形をしていることが多いです。ほとんどの画像で画像中心に見えます。レンズ効果を受けた背後の銀河は青色をしており歪められて複数像になり、中心のレンズ銀河の周囲をおおよそ円形に囲んでいることが多いですが、いつもそうとは限りません。レンズ銀河と光源の銀河が空の中で非常に接近して重なって見える必要があるので、強い重力レンズは非常に珍しいです。ですので皆さんが見る画像の多くは偽物が写っており、本物のレンズは含みませんが、時々確実なレンズで出会うことができます!
上は強いレンズのはっきりした例で、大きな円弧が見えます、そして主な弧からレンズ銀河を挟んで反対側に、対になる像が見えることがよくあります。
対になる像の存在は銀河にレンズがあるかを見分けるうえで大きく役に立ちますので、よく探してみてください!ただし私たちが探しているレンズ銀河のほとんどは、上のようにはっきりとしたケースではありません。また場合によっては、対になる像が全く見えず(存在しているかもしれませんが暗すぎてデータに写っていません)、1つの弧のみが見えることもあります。以下がその例です。
二重光源平面レンズとは、2つの背景銀河が共に同じ前景銀河によってレンズ効果を受ける非常に珍しく起こりにくい例です。この種のレンズは以下のように、2組のレンズ弧を有することで見つけられます。こうした系は暗黒エネルギーと呼ばれる宇宙の加速膨張のカギである物質の研究の強力なツールとなります。残念ながら非常に珍しいので、今までに数例しか発見されていません。宇宙論におけるその意味を考えると、私たちは常にこの天体を追い求めています!
レンズ効果で必ずしも弧状の像が生じるとは限りません。背景の天体が非常に小さい場合、たとえばクエーサーやコンパクト銀河である場合、孤のない複数像が円形に並んで見えることがあります。4つの点像からなる四重レンズが有名です。2つの点像からなる二重レンズも有名ですが、四重ほど見分けるのが容易ではありません。ユークリッドサーベイでの四重レンズクエーサーの例を以下に紹介します。
銀河群や銀河団は、数重から数百個の銀河とガス、それらを繋ぎとめるだけの暗黒物質を含む集団です。これらは宇宙で最も大質量な集団です。そのため重力レンズの拡大・集光効果が起これば宇宙で最も強力な「望遠鏡」として機能し、大きく壮大な孤や複数像を生み出します。
上にグループ規模のレンズの例を示しており、前景のレンズは銀河群(通常、どの銀河も同じ色をします)で構成されています。グループ規模のレンズで生じる複数の像や弧との見かけの距離は、個別の銀河で生じるレンズ像よりも大きいです。これは銀河群全体の質量が大きくなるので、結果生じるレンズ効果も大きくなるためです。銀河群周囲に現れる弧の数や姿は複雑になることもあります。
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レンズの偽物とは、天体がまるで強い重力レンズのように見えるも実はレンズではない例を指します。以下に典型的な偽物のレンズの例を紹介しますので、分類の参考にしてください。
多くの銀河が中心にバルジを有し、その周囲を青みがかったガスの円盤である渦巻腕が取り囲んでいます。これを円盤銀河と呼んでいます。重力レンズの弧と異なり、渦巻腕はバルジの周囲におおまかな円を描くようには伸びず、通常はぼやけた光の分布を伴います。以下の例では明確な形状を持たないぼやけた腕や、棒部分とバルジ部分を繋ぐ痕跡が見られます。
銀河の中には若い星の帯に囲まれているものもあり、リング銀河と呼ばれるこうした銀河を正面から見ると、重力レンズで形成されるアインシュタインリングと区別がつかないこともあります。以下はリング銀河の例で、典型的なぼやけた光の分布をしています。リング銀河の向きはランダムであるため、多くのリング銀河は扁平、楕円形に見えます。
銀河合体は複数の銀河が接近し、重力相互作用の影響で合体するという宇宙でも非常にダイナミックな現象です。銀河合体はいくつかのステージで進行し、初期の接近、接近遭遇、最終的な合体という順で進んでいきます。これらのステージでの銀河の形や構造は様々で、ケースによっては銀河が細く引き延ばされ大きく歪みます。銀河の形状は様々に変わりますが、重力レンズのように明確な弧や対となる像が見えることはありません。
奥行きのある3次元の宇宙を二次元に投影している画像である以上、物理的には全く距離の異なる銀河が2次元画像では隣り合って見えることがありますが、これは偶然の方向の一致です。時には、レンズ効果を起こしていない銀河がたまたま隣に見え、その形によってはレンズと紛らわしいこともありますが、これらが重力レンズではないことを示す明確な兆候があります。重力レンズを探す際は、レンズ候補の銀河の周囲に明確な曲がった弧や対となる像が存在するかを探してください。もし非常にぼやけていたり、孤の曲がる方向が異なっていたり、曲がっておらず直線に細長いときはレンズではないでしょう。
多くの場合、銀河がレンズ銀河かを判断することは難しいです。そのような場合は包括的にレンズ銀河として分類してください。今後のリファインのスクリーニングプロセスにおいてこうした候補がレンズ系に含まれるかを精査するので、現段階ではいったん疑わしいものを含めておくことが望ましいです。例えば以下のような例です。
銀河に加えて、画像中には私たちの銀河系に属する恒星も写っています。
若い星は青白く、年老いた星は赤や黄色に写ります。恒星の中には他の天体と区別しやすい特徴を持つ写り方をしているものもあります。例えば明るい恒星はカメラの飽和を起こし回折スパイクと呼ばれる、以下の画像のような白い交差状のパターンを生み出します。
ただしクエーサーもまた明るい点像に写るので、恒星なのか区別は難しいことがありますが、重力レンズになる銀河を間に挟むのに十分なほど遠方にあるという違いがあります。もし赤やオレンジの銀河の周囲に対称敵に同じ色の星像が2つか4つあれば、それはレンズ効果を受けたクエーサーかもしれません。
個々の星は質量が小さすぎて、遠方の銀河に複数像を生じさせるほどのレンズ効果は生みません。しかしこうした恒星も、私たちの銀河系の中で、私たちから見て背後の他の恒星にレンズ効果を生じさせることがあります。これは重力マイクロレンズと呼ばれていますが、本プロジェクトの画像から重力マイクロレンズ現象を観察することはできません。
天体画像をここで提示するような美しい空の画像に記録し処理する過程で、データの中に実際の天体ではないアーティファクトが生じます。加えて、夜空に実在する天体であっても、移動速度によらず動いて見える天体の場合はデータの中に奇妙な特徴を残します。
高速移動天体は人工衛星、小惑星によって生じます。カメラは空の固定された領域を一定時間露光しますが、高速移動天体はその間に移動の光跡を残します。その他のアーティファクトは幅広い現象が原因であり、画像処理によるもの、画像中の明るい飽和天体によるものなどがあります。これらは天体の光を遮ることがあります。また時々、画像パネルのうち1つだけがアーティファクトの影響を受け残りは受けていないこともあり、その場合は影響を受けていない画像だけで分類を行ってください。
ワイングラスを使って重力レンズと同じ像を再現することができます。小さな懐中電灯やろうそくなどの光源をワイングラスの底を通して覗いてみてください。そしてグラスを動かして弧やリングを作ってみてください。