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TESSは地球と月の間を周回するNASAの宇宙望遠鏡です。TESSは4台のカメラを搭載し、空全体の5%にあたる領域を同時に、数分ごとに撮影することができます。主目的は太陽以外の恒星を公転する惑星の発見であり、確認されたものだけで既に600個以上の太陽系外惑星を発見しています。すべてのTESSのデータは公開されているので、誰でも世界中からTESSのデータを使って、夜空で起こるあらゆる事象について研究することができます。
本プロジェクトはTESSを高速な爆発現象の捜索のために使っていますが、世界中の天文学者が様々な分野でTESSのデータを使っています。
TESSについてのより詳しい情報はこちらを参照してください。 https://science.nasa.gov/mission/tess/
TESSのデータは公開されているので誰でも科学研究のために利用できます。TESSデータの取り扱いは少し難しいですが、最も良い方法の1つはPythonプログラムの「TESSreduce」を使うことです。実際、私たちもTESSreduceを本プロジェクトのすべてのデータ処理に使用しています。
TESSreduceについてのより詳しい情報や使い方はこちらを参照してください。: https://github.com/CheerfulUser/TESSreduce
私たちが検出する天体は、比較的近傍(私たちの銀河系内)と遠方(銀河系外)に二分されます。私たちの銀河系内で検出されるであろう天体の多くは恒星フレアであり、これらは地球から数百~数千光年先で起こります。一方で銀河系外の天体は、私たちから数百万から数十億光年離れています。
TESSのカメラの空間分解能は、広視野を確保する代償としてあまり良くありません。つまり、恒星からの光はたった9ピクセルに収まってしまいます。そのため、TESSではハッブル宇宙望遠鏡やジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のような驚くべき高精細な画像は決して得られません。さらに空間解像度の低さのために、私たちが発見した突発天体の位置を極めて精密に特定することもできません。TESSで1個の天体だと思っていた位置を他の高分解能な望遠鏡で調べると、実はそこに複数の恒星や銀河があったということはよくあります。
TESSが地球を周回すると、地球、月、太陽の位置関係が変化するので望遠鏡を別の位置に向けなおす必要があります。位置を変更することでTESSはそれまで観測していた領域の撮影を中止し、空の新たな領域の観測を始めます。このセクターと呼ばれる1区切りの期間が27日間に相当します。