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研究

ルービン天文台について

NSF-DOE ヴェラ・C・ルービン天文台はチリのセロ・パチョンに位置する画期的な新しい天文台で、私たちの宇宙探査のあり方に革新的な変化をもたらすでしょう。これまで世界で作られた中で最大のカメラを使って、ルービンでは10年間にわたって空をスキャンし続け、これまでで最高の宇宙の動画を作ります。天文台についての詳細はこちら、その科学的意義についてはこちら、公開された最初の画像についてはこちらの、rubinobservatory.orgのウェブサイトを参照してください。

NSF-DOE ヴェラ・C・ルービン天文台はアメリカ国立科学財団(NSF)とアメリカエネルギー庁科学局(DOE)の共同出資を受けています。ルービン天文台はNSFのNOIRLabとDOEのSLAC国立加速器研究所のジョイントプログラムです。
ルービン天文台では市民参加のユニークかつ重要な役割を認識しており、本プロジェクトのようにZooniverseと協力しての支援を行います。
ルービン天文台のデータを使ったZooniverseの市民科学プロジェクトはSTFCを通じてイギリス研究イノベーション機構の支援を受けています。

ルービン天文台は2025年末に開始予定の時空間レガシーサーベイ(the Legacy Survey of Space and Time :LSST)を実施します。本プロジェクトで用いているのは、ルービンが正常動作しているかを検証・較正するための予備観測のデータです。

アラートパイプライン

夜空は明るさを変える天体や、私たちの太陽系内に存在する移動天体で満ちていますが、適切なタイミングで適切な位置を観測しなければ、特に遠くを移動する天体や暗い天体についてはその変化を見逃してしまいます。
ルービン天文台は、空でおこるあらゆる範囲の変化を検知し、そのそれぞれの変化について私たちにアラートとして知らせてくれるように設計されています。
ルービンは新しく撮影した画像を、その場所を以前撮影した時の画像と自動で比較し、位置や明るさを変えている天体を自動検知し、観測したそれぞれの変化についてアラートを生み出します。もし星が爆発したり、小惑星が空を横切ると、ルービンはそれを捉えます。

ルービン天文台が変化の検知において優れている点は複数あります。
まず、望遠鏡の視野が非常に高速に移動していくので、数夜おきに夜空を一周し、空の同じ領域に戻ってきて観測でき、これは同じ天体についてより高頻度な観測ができることを意味します。
そして、ルービン天文台の望遠鏡の集光力とカメラの感度は凄まじく、遠方の暗い天体に対しても変化を捉えてアラートを発することができます。
ルービンの撮像能力の高さと撮像スピードの速さのコンビネーションにより数多くの変化を検知することができ、毎晩1000万件ほどのアラートが出せると期待されています!この絶え間ないアラートを「アラートストリーム」と呼んでいます。

アラートの機能についての詳細

さらに詳細情報

ルービンアラートパイプラインにあなたが貢献できます!

述べたようにルービンのアラートパイプラインは毎晩1000万件ものアラートを発出します!
これは個人や少人数のグループでは到底扱える量ではありません。
そこであなたに頼みたいのは、私たちのデータの一部を見て何が見えるかを教えてほしいのです。
あなたの貢献はルービンアラート生成チームが行っている画像処理パイプラインの微調整に役立てられます。

これは、数千万件もの検出物に対して、偽検出のアーティファクトを除外するために、私たちが構築した深層畳み込みニューラルネットワークに活用されます。みなさんからいただいた情報は、この機械学習分類器の改良に使われ、宇宙における変化する天体をより迅速に、高い信頼性で見分けることができるようになります。

今からの皆さんの努力で、画期的な発見を行うための準備をLSSTサーベイが開始する時点で整えておくことができます。